土曜日。午後からは久しぶりにみなみちゃんとのデート。朝から心も身体も軽いのが自分でもわかる。
ただ、午前中は部活なので浮かれた気持ちを落ち着かせ、学校に向かった。
いつもと同じ時間だったのでみなみちゃんと一緒に学校へ。
ちなみに塁は、ちはると一緒に行くらしく別行動。
後ろから追いついた日奈子と飛鳥が『塁(先輩)は?』と聞くので、
響「何かちはると行くってさ。」
と答えると、猛ダッシュで目の前から消えた日奈子。
取り残された僕らは、
響「…取りあえず行こうか。」
み「…そうだね。」
飛「…うん。」
歩き始めると、無言が続く。2人の様子を見ると何やら微妙な表情。
響「…もしかして、気まずい?」
飛「…そりゃそうだろ。あたしは振られたんだぞ。隣にカノジョがいるのにどんな顔して喋るんだ?」
響「…ごめん。」
み「…まだ付き合ってないけど…。」
飛「えっ!そうなの?」
響「…まぁ……。」
飛「ふ〜ん。…じゃあこうしてもまだ浮気じゃないんだな。えいっ!」
そう言うと僕の腕に腕を絡ませた飛鳥。
響「ちょっと飛鳥。」
飛「いつまでもケジメつけない響が悪いんだろ?」
そう言ってやめる気のない飛鳥。まあ、そうなんだけど……。
みなみちゃんの方を見ると、頬を膨らませて
み「みなみも!」
響「おっと。…はい、どうぞ。」
結局いつかと同じ様な展開。
校門前で澪と未央奈に会うと
澪「まだそんな事やってんのか?」
未「懲りないね、響。」
さらには
祥「正室と側室か?羨ましい限りだな。」
日芽「祥太先輩、ひめの他にもカノジョ欲しいんですか?」
祥「そんな訳ないだろ、俺は日芽香ひとす…ってお前ら何ニヤニヤしながら聞いてんだ!見せもんじゃねーぞ。」
さらに、
塁「響、余計な事言うなよ。」
響「あらま。ごめん塁。」
日「響先輩情報ありがとうございました!」
ち「…チッ。」
響「…ちはる、その整った顔でそんな顔しないでくれる?怖いです。」
疲れ果てた表情の塁と両脇には正反対の表情の2人。
大「全く、お前ら腑抜けんなよ。」
佑「そうだよ。あ、響もいい加減にしなよ。正に女の敵だな。ヤキ入れんぞ?」
響「…本気で怖いです、若様。てか何で僕だけ?」
佑「あん?ダチ売るのか?」
響「…いえ、すいません。」
一「アメイジ〜ング。」
響「…一実ちゃん意味わからないから…。」
真「響も塁もそんな事ばっかりしてたらズッキュンしちゃうぞ。」
響「…塁頼む。」
塁「…今日は無理…。」
真「ちょっとどういう事〜?」
未「はははははは。」
澪「未央奈、その笑い方止めた方がいいぞ。怖い。」
未「はははははは。」
凄くわちゃわちゃし始めた。さらには、
美「響〜、あ〜飛鳥もみなみもズルい〜。みさと変わってよ〜。」
麻「…刺されてしまえ。」
奈「ちょっとしーちゃん顔ヤバいから。」
響「麻衣姉ちゃん最近キャラおかしくない?」
麻「なぁに?響君。」
響「…ホントごめんなさい。」
我が校は今日も平和?です。
響「…何か朝から疲れたな…。」
塁「…だな……。」
澪「自業自得だろ?」
響「…気をつけます。」
塁「…同じく。」










