美「面白かったね〜。やっぱり観に来てよかった〜。」
響「うん、結構良かった。久しぶりに映画観たよ。小学生の時観たポ○ケモン以来。」
美「何それ〜。」
そんな事話しながら次の目的地へ。
そこはこの間飛鳥と言った店だった。
響「えっ、この店入るの?」
美「そ〜よ。ここの服お気に入りなの。何でそんな事言うの?」
響「いや別に…。」
美「ほら入るよ。今日は響に選んで貰おうかな〜?」
響「う、うん。」
こないだ話しかけてきた店員さんがいない事を切に願い突入した、が…
…いるし…。凄く怪訝な顔してるよ。うわっ、他の店員さんとこっちをチラチラ見ながらコソコソ喋ってる…。
もう二度とこの店来れないな〜なんて考えていると
美「響ってば!」
響「えっ何?」
美「さっきから話しかけてるのに無視するなんて酷い!」
響「ごめんごめん、ちょっと考え事してた。で何?」
美「もう。ね、この服とこの服どっちが良い?」
響「うーん。ちょっと試着してみてよ。」
美「分かった〜。…着替え覗いてもいいからね?」
響「もう、試着してる間にいなくなるよ?」
美「じょ〜だんだよ〜。…ホントに居なくならないよね?」
響「大丈夫だから。早く着てみてよ。」
美「うんっ。ちょっと待っててね。」
しばらくして
美「響〜いる?」
響「いるよ〜。」
美「じゃーん。どう?」
響「可愛い。」
美「他になんかないのぉ?」
響「可愛いものに可愛い以外何て言うのさ?」
何だかご機嫌な様子。
美「ふふっ、そう?じゃあもう一つの方着てみるね。」
響「うん。」
再び試着室のカーテンを閉める美彩姉ちゃん。
美「じゃーん。こっちはどうかな?」
響「うん。僕はこっちの方が良いかな。みさちゃんによく似合ってる、と思う。」
美「そっか〜。じゃあこれにしようっと。もうちょっと待っててね?」
響「じゃあ店の前で待ってる。」
美彩姉ちゃんが着替えてから支払いをする間に、先に店を出た僕。
あの店員さん最後まで冷たい視線だったなあ何て思いながら入口そばで立っていると、
美「お待たせ〜。…響やっぱりなんかあったでしょ?ホントの事言いなさい。」
響「…怒ったりしない?」
美「しないよ〜。でなぁに?」
響「…この間、飛鳥と出かけた時もこの店に来たんだ。で、店員さんに『可愛いカノジョさんですね〜』って話しかけられたの。だから凄い怪訝な顔で見られて、いたたまれなかった。」
そう言うと口を尖らせる美彩姉ちゃん。
響「やっぱり、怒るんじゃん。」
美「違うわよ。何でみさはカノジョに見えないの?おかしいでしょ?」
響「いやいや、飛鳥と来たのが先だったからでしょ?」
美「それでもイヤなの〜。」
響「もうそんな事言わないの。僕お腹空いた。何か食べに行こう?」
そう言って美彩姉ちゃんの右手を握り歩き始めると、満更でもない顔をして
美「まぁ許してあげよう。」
何て言っていた。こうしてみると美彩姉ちゃんって以外と幼いところがあるなぁ何て思っていると
美「なぁんか失礼なこと考えてなぁい?」
あの瞳で見つめられながら言われ、女性の勘は恐ろしいと思ったのは内緒の話。










