バッグも購入し、僕の買いたかったものは全て済んだ。
響「みなみちゃんありがとう。すごく良い買い物できた。ごめんね僕のばっかりで。」
み「ふふっ、どういたしまして。みなみもお揃いのシャツ買えたからよかったし……。」
そんな話をしていると、この間飛鳥にネックレスを買った店の前を通ったので、
響「みなみちゃん、この店入らない?結構いいのあるんだ。」
み「本当?うん、入る。」
中に入ると、みなみちゃんも気に入ってくれたようで、『このお店いいね』と喜んでくれた。
実はこの間、飛鳥と来たときに目を付けていたものがあって、それをみなみちゃんにプレゼントしたいと思っていた。
響「あ、あった。みなみちゃんちょっと良い?」
み「ん?なぁに?」
響「…これ、みなみちゃんにどうかなと思って。」
み「えっ?」
響「つけてみてもいい?」
み「…うん……。」
僕は天使の羽がついたネックレスをみなみちゃんにつけた。髪を持ち上げてもらうと、うなじが見えてドキドキしてちょっとだけ手が震えてしまった。
響「…鏡、見てみて。」
み「…可愛い。」
響「…今日のお礼にプレゼントしたいんだけど、受け取ってもらえるかな?」
み「えっ、……いいの?悪いよ……。」
響「みなみちゃんとの初めてのデートの記念にと思ったんだけど…。」
そう言うと、
み「…ありがとう。大切にするね…。」
みなみちゃんはすごく素敵な笑顔でそう返事をくれたんだ。
支払いを済ませ、店を出ると
み「響君、もう一度つけてもらってもいい?」
響「あっ、あぁもちろん。」
もう一度みなみちゃんにネックレスをつけ、『できたよ』と声をかけると、僕の方へ振り向いて耳元で
み「こんなの貰ったら期待しちゃうんだからね…。」
と囁くように言った。
僕は身体が熱くなる感覚とともに、顔が赤くなるのが分かった。
そんな僕を見て、満面の笑みを浮かべるみなみちゃんが小悪魔に見えた。
その後は、お昼を食べてゲーセンに。あまり得意ではなかったけど、UFOキャッチャーでみなみちゃんが欲しがったぬいぐるみを何とかゲットし、笑顔でお礼を言うみなみちゃんにまたキュンとした。
最後は、プリクラを一緒に撮った。『もう少し近くに寄ってくれないと写らないよ』と言われ、みなみちゃんの顔がすぐ横にあって笑顔がぎこちなくなった。
み「響君の顔、ちょっと面白い。」
と言われたが、
み「初デート記念だね。」
そう笑う君のそばに居たい、そう思っていた。










