男子が更衣室に下がったあとも続けられていた女子達のトークはどんどん盛り上がっていた。
一「何だかんだあの3人人気者だからね〜。好きになっちゃった娘達は大変だね〜。」
佑「だね〜。飛鳥はもちろんだけど、ちーちゃんと日奈子は塁の事好きだもんね〜?」
ち「はぁ!?」
日「えっ!?」
真「見てたらわかるよ。よく塁の事目で追ってるし。」
ち「……。」
日「……。」
顔を赤くさせる2人。
佑「去年の全道大会、他の学校の娘達に連絡先1番聞かれてたの塁だったね。確か…11人だっけ?」
日芽「12人です。」
一「お〜すごい。で、バレンタインのチョコの数が13個だったかな?本命が。義理とか入れたら20個超えてたね。」
日「そんなに……。」
ち「ライバルが多い……。」
真「それでいて女の子には分け隔てなく優しいとくれば言うことなしだもんね〜。」
佑「真夏のズッキュンにもちゃんと付き合ってくれるの塁くらいだもんね。」
真「ちょっと〜。」
一「まぁ2人とも。後ちーちゃんも日奈子も塁が好きなのはいいけど、ケンカとかはダメだからね。しっかり切り替えてよ。」
「「はい。」」
佑「で、澪はやっぱり未央奈かな?」
一「まぁ澪を操れるのはあの娘だけだろうね。何だかんだ言うこと聞くし。」
真「伊織残念だね。あの2人の間に入るのは容易じゃないよ。」
伊「えっ、あっ、そんな私は……。」
佑「伊織の場合はどちらかと言うと憧れって感じかな?」
一「剣道やスポーツしてる時は確かにかっこいいもんね〜。」
伊「…はい。」
飛「ひめたんは祥太先輩でしょ?」
日芽「えっ、あしゅ?」
佑「祥太は、普段はあんな感じだけど本当は1番アツい奴だし、意外と面倒見のいいところあるからね。」
真「ひめたんにチョコ貰った時も、様子見ておちゃらけなかったもんね。」
一「ひめたんの真剣な想いをちゃんと受け止めてくれたんだろうね。」
ち「あとは、ひめのもう一押しじゃあない?」
日芽「も〜みんな何でそんなに知ってるの〜?」
一「さあそろそろ帰ろうか。恋愛もいいけど剣道も一生懸命やって貰わないと。今年は全国に行こう。」
「「「はい」」」
日「あっあしゅ、早くしないと先輩達帰っちゃうよ。」
飛「そうだね、急がなきゃ。お先です。」
日芽「ちーちゃんも、ひめも頑張らなきゃね。」
ち「うん…。」
真「ああして、素直に行動できる若さっていいよねぇ。」
佑「私達まだ中学生だけど?」
一「そうだよ〜まだまだ若い!」
そんな話をしていた事を男どもは全く知らずにいた。










