夜が白々と明け始めた頃、熟睡している姉の腕から抜け出した。
眠たいはずだが、目が冴えてしまっているし、何よりこれから寝てしまうと間違いなく学校には行けないだろう。
どうせなら、身体を動かしてスッキリしてシャワー浴びて学校に行こうと考え、着替え持って部屋を出る。
外は少しひんやりとしている。怪我は困るので、しっかりストレッチをして、軽いランニングを始めた。
暫く走っていると、ぼんやりと霧がかかっていた頭の中がスッキリしていく感覚がした。
昨日あった、厳密には今日もあった色々な出来事。美彩姉ちゃん、飛鳥、奈々未姉ちゃん、それぞれに良いところがあって、魅力的で僕なんかには勿体ない女性ばかりだ。
美彩姉ちゃんは、釣り師気質だが面倒見の良い姉御肌で気配りも出来る美人さん。
飛鳥は、毒舌でツンデレだが、デレたときの破壊力は凄い小顔の可愛い娘。
奈々未姉ちゃんは、Sっ気が強いが本当はとても優しくて、どんな顔をしても絵になる綺麗な女性。
それからもう1人、僕に初めて恋を教えてくれたみなみちゃん。
みなみちゃんの表情、仕草の全てが可愛らしく僕の心をかき乱す。
どちらにしても彼女達の真面目な告白に、僕もしっかり考えて嘘偽りのない返事をしなければいけない。
そう覚悟を決めた朝だった。
家に帰ると、目を覚ましていた姉が玄関で仁王立ちしていて、必死に謝罪したのは別の話。










